メモ:M1 MacでOpenJDK11をインストール
M1 MacでOpenJDK11をインストールした際のメモ
1. OpenJDK11をダウンロード&解凍する
以下のサイトからMac用のJDK11の tar.gz をダウンロードして解凍する。
Archived OpenJDK GA Releases
今回は↓この画像のとおり、11.0.2 のMac用のtar.gz ファイルをダウンロードした。
2. 解凍したフォルダを/Library/Java/JavaVirtualMachines/に移動させる
以下のコマンドで、解凍したフォルダを/Library/Java/JavaVirtualMachines/に移動させる。
sudo mv jdk-11.0.2.jdk /Library/Java/JavaVirtualMachines/
そして、以下のように /usr/libexec/java_home
というコマンドを使い、先ほど落としてきたJavaが、Javaバージョン11としてちゃんと認識されているかを確認する。
/usr/libexec/java_home -v 11
すると、ちゃんと認識されていることがわかる。
ちなみに /usr/libexec/java_home
というコマンドは、Xcode Tools のコマンドで、インストール済のJavaの場所を表示してくれるコマンド。
3. 環境変数JAVA_HOMEを登録する
先ほどインストールしたJava11の場所を、そのままJAVA_HOMEに登録すればよい。
export JAVA_HOME=`/usr/libexec/java_home -v 11`
以下のコマンドで、Javaが認識されたことを確認する。
java -version
もしこの時点で「"openjdk-11.0.2.jdk"は開発元を検証できないため開けません」というような警告が出た場合は、以下の手順を行う。
- [システム環境設定] -> [セキュリティとプライバシー] の[一般]タブを開く。
- すると、画面下に「"openjdk-11.0.2.jdk"は開発元を確認できないため、使用がブロックされました。」というような表示があるはずなので、[このまま許可]ボタンを押す。
参考までに
もし複数のバージョン(たとえばバージョン11と12)をインストールしてそれらを切り替えて使いたい場合は、そのインストールしたいバージョン(たとえばバージョン11と12)で、それぞれ上記の1, 2の手順を実施する。
そして、以下のようにしてバージョンを指定すれば切り替えられる。
(以下はバージョン12に切り替える場合)
export JAVA_HOME=`/usr/libexec/java_home -v 12`